革はほとんどが半裁(一頭分の革を背中から切り分けた片側の革のこと)で購入している。
天然皮革のためバラキズ(怪我などの痕)、血筋(血管の痕)、トラ(スジ)があるので、それらを避けて切り出したりするので、革端材が結構溜まる。
レザークラフトを10年近くやると、その量も半端ないが、命あったものの一部なので、これらを可能な限り活用してやらねばと思う。
革小物の中の小物、キーホルダーやコインケースなどにも使えない、小さなサイズの革端材活用のために、昨年、チェーンベルトのコマの抜き型を3種類揃えた。

①と③の抜き型はメルカリで購入し、➁は抜き型本舗さんにオーダーして作ってもらった。
①の抜き型は、通し穴が広くコマは繋ぎしやすいが、強度の面では➁に及ばない。
③の抜き型は、ポシェットやショルダーバッグには小さすぎて向かない、せいぜいキーホルダーベルトだろう。
だけど、端材の大きさが①や➁で抜けるほどない場合、小さい③の出番である。

①のチェーンコマの実用例

➁のチェーンコマの実用例

③のチェーンコマの実用例
これ以外で一番頻繁に使っているのが、ケーブルホルダーの抜き型。

抜いた革にバネホック(小)をつけて、レザーでイラストを入れて、メルカリで革財布などが売れた場合、購入者へのプレゼントとして同梱している。

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最終更新日 : 2021-01-21